オーデマ・ピゲの人気ラグスポウォッチ【ロイヤルオーク】の50周年レインボーセットが凄い!
ROLEXのデイトナと共に昨今の“ラグスポ”人気を牽引し今なお人気の衰えないAUDEMARS PIGUETのロイヤルオーク
先日発表されたレインボーセットご覧になりましたか?
その美しさは溜息モノです
AUDEMARS PIGUET(オーデマ・ピゲ)とは?
過去に「高級ブランド【オーデマ・ピゲ】の人気の秘密を探る!」で詳しく書いているのですが
簡単にご説明すると、1875年高級時計の発祥の地スイス ジュー渓谷で、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによって設立された高級時計ブランドで
現在でも世界3大高級時計ブランドに名を連ねる有名ブランドです
1972年4月15日に発表された「ROYAL OAK(ロイヤルオーク)」は時計デザインの鬼才ジェラルド・ジェンタ氏による特徴的な8角形ベゼルにビスを合わせたケースが人気のスポーツウォッチです
現在まで続く同ブランドを象徴するかのような代表モデルとなっており
“ロイヤルオーク オフショア”
“ロイヤルオーク オフショアダイバー”
“ロイヤルオーク ジャンボ”
等、派生モデルが多く存在しています
AUDEMARS PIGUETのアイコン的代表モデル「ROYAL OAK」の誕生50周年を記念して
【レインボーセット】が発表されました!
ロイヤルオーク レインボーセット
ロイヤルオークの誕生から50年を記念して発表された【レインボーセット】
セット?
と、思いませんでしたか?
私は思いました
何と、1本の時計の中でレインボーを表しているのではなく
2種のケース径を持つ10本の時計でレインボーを表しているのです
そう!それぞれカラーの違う2種のロイヤルオーク10本で1つのセット
しかも、このカラー
全て美しいジェムストーン、つまり“石”で表現されているんです
ケース径41mmのロイヤルオークでは861個の石がセッティングされています
約30~47カラットになるそうです
ケース径37mmでは790個
約21~37カラットだそうです
1つの時計に対し約800個の同じカラー、輝き、透明度を持つ“石”を見つける事が最も困難だったとHPでは伝えられています
レインボーのカラーストーン
ルビーやエメラルド、ブルーサファイヤは時計のジェムスト―ンとして良く見かけますよね
ルビーの赤もエメラルドのグリーンもブルーサファイヤの青もその輝きは高級時計に相応しい美しさです
しかしレインボーを表現するとなるとこれら赤、緑、青を繋ぐ他のカラーストーンが必要です
現にこのセットは10本
ルビーやエメラルド、サファイヤに遜色なくこれらを繋ぐカラーにはどんなモノが選ばれているのでしょうか?
1つは「ツァヴォライト」
グリーンのガーネットの事でクロムとバナジウムを含有する事で鮮やかで美しいグリーンを発色しているそうです
2つ目は「オレンジスペサルタイト」
オレンジ系のガーネットの1つで近年人気が高まっています
3つ目は「ブルートパーズ」
トパーズの中でも青色系の色を持っているモノで、スカイブルートパーズやロンドンブルートパーズ等があります
4つ目は「アメジスト」
2月の誕生石で紫の美しい水晶です
5つ目は「ピンクトルマリン」
日本でもパワーストーンとして人気のピンク色のトルマリン
6つ目は「イエロークリソベリル」
鉄分を含んだクリソベルリで、クロムの含有量が多くなるとアレキサンドライトとなります
最後に「タンザナイト」
深く複雑な濃いブルーの鉱石で日本でも有名です
上記7つの鉱石にエメラルド、ルビー、ブルーサファイヤを合わせた10カラーとなっています
ロイヤルオークの不変性
美しい宝石を活かすため、これらのローヤルオークにはデイト表示も付いておらず
2針のシンプルなモデルが採用されています
それでも、鬼才ジェラルド・ジェンタ氏が発案したロイヤルオークは特徴的な8角形ベゼルが存在感を放っており
50年経った現在でも人気を牽引しています
秀逸なデザインと進化したキャリバー搭載のシンプルなロイヤルオークは
これからの50年も変わらずに輝きを放つ事と思います
1本、1本が素晴らしいハイジュエリーウォッチの10本セット
不動の人気を誇るロイヤルオークの記念セット
如何ですか?