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時計の雑学

高級時計ブランド【オーデマ・ピゲ】の人気の秘密を探る!

公開日: 2021/04/27

特別腕時計に興味がない人でも、その名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そして愛好家なら、いつかは欲しいと思うのではないでしょうか?
今回は「超」高級時計ブランド【オーデマ・ピゲ】の人気の秘密を探っていきたいと思います

 

 

 

オーデマ・ピゲの歴史

 

1875年高級時計の発祥の地スイス ジュー渓谷で、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによって高級時計のムーブメント製作会社として設立されました
その後、ムーブメントだけでなく自社ブランドとして時計を製作するようになります

 

有名になった今現在でも本社はジュー渓谷のル・ブラッシュにあり独立した家族経営を続けています
このことにより、創業当時からの「精神」を今なお持ち続け、技術を磨いて来たのです

 

 

 

オーデマ・ピゲの技術

 

パーペチュアルカレンダーを始め、クロノグラフ、ソヌリウォッチ等その技術力には世界中から評価を得ており、特にコンプリケーションの時計には定評があります

 

 

 

デザインへの探求

 

オーデマ・ピゲでは先ず、紙の上でハンドデザインによってフォルムが決まっていくそうです
デザイナーと技術者のチームが技術的な制約とデザインのバランスを考えながら実際に搭載する機構等を検討し設計を進めていくのだそうです

 

 

 

ロイヤルオークの誕生

 

1972年、ギョシェ模様のタペストリーダイヤルに八角形のベゼルはそれまでの概念を覆す衝撃を与えました
この「ロイヤルオーク」は発表と共に人気を博し、新たな時代のアイコンとして現在では八角形のベゼル、8個の6角形ビスがコレクションのトレードマークとなっています

 

 

現在でもこの「ロイヤルオーク」の人気は非常に高く、価格も落ちにくいので資産として検討される方も多いモデルです
また、ロイヤルオークからインスピレーションを得た新しいロイヤルオークも続々と発表されています

 

 

 

ロイヤルオーク オフショア

 

1993年、変わらぬ人気を維持し続けていたロイヤルオークを大胆に力強く進化させた「ロイヤルオーク オフショア」は今までのロイヤルオークが更にスポーティでパワフルに生まれ変わりました

 

 

ロイヤルオークの顔である、タペストリーダイヤルが「メガタペストリー」として生まれ変わります
これは、繊細で高級感あるロイヤルオークのイメージをそのままに、よりスポーティに変化させる事に成功した革新的なデザイン
既存のファンだけでなく、新たなファンの獲得にも繋がりました

 

 

 

ロイヤルオーク コンセプト

 

2002年、新たなロイヤルオークが誕生します
「ロイヤルオーク コンセプト」はコレクションのトレードマークである八角ベゼル、8個の六角形ビスはそのままにもう一つの顔であったタペストリーダイヤルを大胆にモデルチェンジ

 

 

精密機器である時計の技術と精度を美しく“見せる”事により、未来的な印象の強いこのモデルは
既存の人気モデルや技術に満足しない、進み続けるブランド性も表現
未来に向かって羽ばたくロイヤルオーク コンセプトは発表と同時に爆発的人気となり、現在でもその人気を維持し続けています

 

 

 

もちろん「ロイヤルオーク」の他にも人気のコレクションは沢山あります

 

 

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ

 

2019年に発表された、比較的新しいコレクション
円形ベゼルと八角インナーベゼルの組み合わせは、シンプルに見えてこだわりの詰まった洗練されたデザインで「通好み」の遊び心くすぐる逸品

 

 

一見シンプルなデザインは着用シーンを選ばず、どんな洋服にも決まってくれます
高級感や存在感はそのままに使う人を選ばないこのコレクションは幅広い年齢層に支持されています

 

 

 

ミレネリー

 

1995年に発表されたコレクション
印象的な楕円のケースにオフセンターダイヤル、機構の一部が美しく覗いたデザインは芸術的なアート作品の様です

 

 

高級感に溢れるこのコレクションは、着用している人の満足感、ステータス性、知性と品性の全てを満たしてくれる最高のコレクションです

 

 

 

オーデマ・ピゲの伝統と歴史を大切にしながら、未来を向いて進もうとするブランド性
技術とデザインの両方をあきらめない努力
結実するコレクションの美しさと時代に合った進化

 

これらの全てが現在のオーデマ・ピゲの魅力に繋がっているのですね