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時計について学んでいくと、何度も耳にする【トゥールビヨン
このトゥールビヨン、時計の機構の一つで多くの高級時計に採用されています

“トゥールビヨンの時計”を探している愛好家の方も大勢いらっしゃいます
では、この【トゥールビヨン】が何故、多くの有名ブランドで採用されているのでしょうか?
トゥールビヨンとは何なのか?
トゥールビヨンの魅力とはどこにあるのか?
今回は、知っているようで知らない【トゥールビヨン】について書いていきます

 

 

・トゥールビヨンとは?

 

簡潔に言うと、トゥールビヨンとは「姿勢差」を解消するための機構の事です

 

・・よく分かりませんね

 

トゥールビヨンとは1801年に高級時計ブランド「ブレゲ」の創設者であるアブラアム=ルイ・ブレゲが特許申請した時計の複雑機構の事です
懐中時計が主流であった当時の時計は、その位置(←例えばポケットの中で12時が上を向いているか、6時が上を向いているか)によって重力の影響を受け進度に誤差が生じていました
この「位置によって受ける精度の狂い」を「姿勢差」と言います

 

そしてこの「姿勢差」を解消するための機構が【トゥールビヨン】なんですね

 

 

 

・トゥールビヨンが選ばれる理由

 

トゥールビヨンは、『世界三大複雑機構』と呼ばれる機構の一つで
パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターと並んで最も複雑で高い技術力を要する機構とされています
中でもトゥールビヨンの搭載は最も難易度が高いと言われています

 

ちなみに、パーペチュアルカレンダーとは永久カレンダーの事
4年に一度のうるう年も自動調節してくれるカレンダー機構の事で、きちんと作動していればなんと!数百年は正確なカレンダーを表示すると言われています

 

ミニッツリピーターとは時刻を音でお知らせしてくれる機構
これは当時街灯なども整備されておらず、もちろん文字盤が光ったり、発光塗料などもない時代
暗い夜道でも時刻が分かるようにと開発された機構です

 

 

さて、文明が大きく進化した現代において、これらの機能や問題は簡単に解消されそうですよね

 

そうなんです、発光塗料が発明され、時計にライトを搭載する事も出来る、クォーツ式時計の開発等
これらの機構は必ずしも必要なわけではありません
では、何故これらの機構が現代でも選ばれ続けているのか?

 

 

それは、「複雑機構」だから。です

 

先にご紹介した通り、これらの機構は『世界三大複雑機構と呼ばれ
100以上のパーツを正確に組み上げる必要があるのです
もちろん、小さな腕時計のケースの中で・・
それらがどれほどの技術力を必要とするのか

 

つまり・・、トゥールビヨンが搭載されている時計とは、「高い技術力を持っている」と言う事の証明でもあるのです
高級時計ブランドが自らの技術力の証明として、これらの機構を採用しているのです
もちろん、これらの機構は誰しもが組み上げられるわけではありません
卓越した職人の手によって時間をかけ組み上げられた時計は、そのお値段も高額になるのも納得ですね

 

もう一つ、忘れてならないのがその機能美です
キャリッジ(脱進機とテンプを収めた籠)を回転させることで重力からの影響を無くしているこの機構はその運動の様子「渦」から「トゥールビヨン」と名付けられ、更にその運動の美しさには特筆すべきものがあります
トゥールビヨンを搭載するそのほとんどの時計は、その機能美を見せることによって更にステータス性を上げる事に成功しています

 

トゥールビヨンには、さらに3つの種類があるとされていて


1,ノーマルトゥールビヨン
これは、キャリッジとそれを固定するブリッジを持つ基本的な機構

 

2,フライングトゥールビヨン
ブリッジを無くした機構
その為、キャリッジが浮いているように見えるのが特徴です

 

 

3,ジャイロトゥールビヨン
スイスの有名時計ブランド「ジャガールクルト」によって開発された新しいトゥールビヨン
球体のキャリッジが回転する立体的な機構

 

トゥールビヨンはまだまだ進化を続けています

 

高い技術力と芸術的な機能美
これらを併せ持っているからこそ、人を惹きつけ選ばれ続けるんですね
是非、「トゥールビヨン」にも着目して時計選びをしてみて下さい

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