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時計の雑学

寅年に着けたい! 意外とあった今年の干支「寅(虎)」モチーフの時計

公開日: 2022/01/25

2022年、今年の干支は「虎」です!
そこで今回は「虎」にちなんだ時計ってあるのかな?
と気軽に探してみたら意外とあったのでご紹介しようと思います!

 

 

 

 

そもそも「干支」って何?

 

元々は中国から入ってきた思想で、当時の中国では木星が重要な星だと考えられていたそうです
この木星が12年をかけて太陽の周りをまわる事から「12」と言う数字が時間を考える基礎となったそうです

 

そう言われれば、1年も12か月だし、1日も12時間ですね・・
そして、この12に分かりやすいよう動物の名を当てはめた事が始まりのようです

 

一応、書いておくと

 

子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 羊 ・申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 亥

 

の12ですね
もっと、もっと細かい事を言えばこれに十干じっかん)が合わさり60年で一つのサイクルになるようになっています
いわゆる、丙午(ひのえうま)や甲子(きのえね)と言われるものですね

 

十干は元々甲、乙、丙、丁・・からなる日にちを10に分けた際用いられる符号でしたが、現代では契約書や約款、トレビドラマの裁判シーンなどで見かける事が殆どですね
その際には甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)・・と読まれています

 

干支で使われる際には甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)・・と読まれます
人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する、「鬼殺隊」の階級がこの十干なのでご存じの方も多いのではないでしょうか?

 

そして2022年、今年の干支が【壬寅みずのえとら)】という事なんですね!

 

 

 

 

寅(虎)モチーフの時計

 

長々と干支の説明になってしまいましたが、ここからは早速時計をご紹介していきましょう!

 

 

TAG HEUER(タグホイヤー)

 

1963年 伝説的自動車レース“カレラ パナメリカーナ メヒコ”に敬意を表して発表されたコレクション
誕生から訳60年経った現在でも人気の高いアイコン的モデルとなっています

 

そんな「カレラ」から2022年限定モデルとして発表されたのが、【タグ・ホイヤー カレラ イヤー オブ ザ タイガー リミテッドエディション】です

 

 

寅年らしく、芯の強さが表現されたこのモデルは文字盤に淡いブルーと濃いブルーのストライプ
正に虎の毛皮を彷彿とさせてくれます
さらに、ケースバックには躍動感あふれる青い虎が大胆にもそのままデザインされています
心くすぐる、限定300本の証、「ONE OF 300」が刻まれているのも良いですよね

 

針&インデックスにはローズゴールドメッキが使用され高級感を演出しています
防水性能も100mと日常生活には安心な防水を備えています

 

一見すると、ただの落ち着いた高級感ある文字盤ですが、よく見ると虎柄
ケースバックには虎そのものと遊び心に溢れた一本です
正に着けるなら、今年!の時計ですよね

 

 

 

SWATCH(スウォッチ)

 

スウォッチと言えば、低価格でお求めやすいカジュアル時計を連想する方も多いと思いますし、事実そうなのですがスイスに本拠地を置く一大時計グループSWATCHGROUPの代表ブランドでもあります
その傘下には高級時計の一角を担うブレゲやハリーウィンストンを始め、オメガ、ブランパン等が名を連ねています

 

そんなSWATCHからも2022年を祝う特別な時計【Tiger Power 2022】が発表されています

 

 

レッド&ブラック&ゴールドの組み合わせは幸運を引き寄せるラッキーカラー
芯が強く野心的、生まれ持ったリーダーシップな寅年のイメージをそのままに、ネコ科である虎をビッグキャットと称しチャーミングな一面もしっかり表現しています

 

存在感はありますが、カジュアルなSWATCHは着け心地軽やか
気軽に着用出来る、今年の顔ですね

 

 

 

GUCCI

 

元々タイガーと深い関わりあるGucciからも新年を祝う、特別なタイムピースが発表されています
GUCCI TIGER ウォッチ

 

Gucciに度々登場するタイガーモチーフは、自然界の美しさに対する憧憬の表れだそうです
全面的にGucciらしさが前面に出されたGGスプリーム
エッジの効いたオレンジ&ブラックのストライプに「GUCCI TIGER」のプリントは新しいのに馴染み深いグッチらしい時計です

 

ケースバックには、アイコン的モチーフの「Bee」が
着用中には見えないところまで、遊び心溢れる一本です

 

 

 

 

今回は「」が印象的な3本をご紹介しました
中国や台湾、日本が代表的な「干支」ですが、実はチベットやタイでは“兎”の代わりに“猫”が登場する十二支であったり
ロシアやベラルーシでも使われていたり
水牛が登場する十二支があったり、日本以外でも干支を使用している国はいくつかあります

 

西暦以外に年号があったり干支があったり、日本の文化って面白いですよね
そしてそれが、【時計】と言う世界に反映されている事が本当に面白いと思います

 

如何でしたか?
寅年だからこそ、「」モチーフの時計を手にしてみませんか?