腕時計の時刻の表示方法は、大きく分けて２種類しかありません
アナログの12時間針表示　か　デジタルの数字表示です
でも本当は、もう1種類あるんです！
今回は知る人ぞ知る“ジャンピングアワー”についてです

 

 

 

 

時計の顔

 

腕時計は手首に装着して時刻を知るための機械です
その腕時計の言わば「時計の顔」である文字盤には、時刻が表示されています
この時刻の視認性を高める為、各ブランドは日々研究開発を進めているのです

 

時刻の表示方法は大きく分けて2種類
・12時間の針表示　か　・数字による表示　ですよね

 

 

最近はやりのスマートウォッチもデジタルで12時間針時計を表示させるか、数字での時刻表示のどちらかだと思います

 

 

 

 

 

第3の時刻表示方法

 

実は、時刻の表示方法がもう1つあるのをご存じですか？
それが【ジャンピングアワー】です

 

文字盤上に設けられた小窓に数字で時間を表示する方法で、時刻が変わる時に瞬時に次の数字に切り替わるのでジャンプして時刻を表示しているように見える様からジャンピングアワーと名づけられました

 

 

針が分針の一本しかないので、不思議な感じがしますよね
上記の時計の場合は12時位置に配された小窓で時刻を表示しており、針は分針のみ
12時47分と言う事になります

 

慣れるまでは少し時刻が認識し辛いですが、シンプルなデザインなので慣れるのも早そうです
発表されているモデルが少なく、圧倒的に流通数が少ないので珍しく
他人と差を付けたい方には絶好の時計です

 

 

 

 

ジャンピングアワーの時計

 

実際のジャンピングアワーの時計をいくつかご紹介していきます！

 

 

FRANCK MULLER（フランク・ミュラー）

 

トノウ カーベックスジャンピングアワートゥールビヨン

 

 

「時」と「美」にこだわるフランク・ミュラーから発表されているジャンピングアワーの時計
「時」にこだわるフランク・ミュラー、手巻きの機械式で、トゥールビヨンも搭載されています
時計愛好家達も納得の機構でありながら遊び心溢れるジャンピングアワーというのはフランク・ミュラーらしい1本だと思います

 

この時計お値段なんと2千万超えです・・
複雑機構搭載のジャンピングアワーとなれば高額になるのは仕方がないと思うのですが、やはり高価ですね

 

 

 

 

BVLGARI（ブルガリ）　

 

ジェラルド　ジェンタ　ウォッチ

 

 

AUDEMARS PIGUET（オーデマ・ピゲ）のロイヤルオークを始め、PATEK PHILIPPE（パテック・フィリップのノーチラス等、数々の有名モデルをデザインし流行を作ったカリスマデザイナー、ジェラルドジェンタ氏が立ち上げたブランド【ジェラルド　ジェンタ】
現在はBVLGARI（ブルガリ）の傘下ブランドとして活動しています

 

そんなジェラルド　ジェンタからもジャンピングアワーの時計が発表されています
楽しそうなミッキーが指さしているのは扇状に配されレトログラードで表される分表示
傍らには小窓で時刻が表示されるようになっています

 

もちろん機械式自動巻き、パワーリザーブ42時間、防水性も100ｍ兼ね備えた
機構的にも優れた時計です
こちらはオンライン限定での発売だったのですが、すでに完売しているようです

 

 

 

 

 Harry Winston（ハリーウィンストン）

 

HW オーシャン・トゥールビヨン ジャンピングアワー

 

 

「トップ　オブ　ダイヤモンド」の異名を持つハリー・ウィンストンも近年はタイムピースの製造に力を入れています
中でもオーシャンシリーズは「エレガント」と「テクノロジー」の融合を掲げ
新しい素材や機械的なデザインなど挑戦を続けています

 

自社で製造開発したムーブメントCal.HW4401を搭載
トゥールビヨンも搭載した本格的な機械式手巻き時計です

 

75本の限定で発表された本モデルはハリーウィンストンが持っていたジュエラーとしてのアクセサリーウォッチの印象から機械的で革新的な本格ラグジュアリーウォッチへと見事にイメージチェンジしています

 

 

 

如何でしたか？
ジャンピングアワーの時計は遊び心溢れるデザインながら、複雑な機構で本格的な高級時計としても申し分ない本格時計です

 

まだまだ一般的には知られておらず、価格も高額なものが多いので知名度もそこまで高くありません
他人と同じ時計は嫌だな、という方にはピッタリですよね

 

これからは、もう1つの時刻表示方法「ジャンピングアワー」にも注目してみて下さいね