2022年3月8日
トップ オブ ハイブランド!【Hermès(エルメス)】の時計は究極のエレガント
高級ブランドと聞いて、皆さんはどのブランドをイメージしますか?
VuittonやCHANEL、GUCCIにCartierなど様々なブランドがありますが、「Hermès」をイメージする方も多いのではないでしょうか?
世界が認めるハイブランドHermèsも時計を発表しています、今回はHermèsの時計をご紹介します
Hermèsとは?
1837年、ティエリ・エルメスによってパリで設立された当初は小さな馬具工房でした
馬車の衰退を予想し、培った革加工の技術をバックや財布製造に活かし事業の拡大に成功しています
Hermèsは一貫して「職人の技術」を大切にいています
例えば、バックを修理に出すとしますよね
バックには、何年にどの職人が製作したかが刻印されており、その職人の元に戻され修復されるのです
(※もちろん退職などにより異なる職人の修理になる事もあります)
これって何気に凄くないですか?
自身が製作したバックを販売後も自身で責任を持ち続ける事が出来る
これは、購入したお客様にとっても、製作した職人にとっても素晴らしい事なのではないでしょうか?
1つのバックに対しての責任と誇りを感じられますよね
中古買取においてもそのブランド価値は群を抜いていています
時計の買い取りと違い、レザー商品やアパレル商品は使用してしまうと使用感がどうしても出てしまいます
その為、どんなに大切に使っていても一度使用してしまうと価格は大きく下がってしまいます
しかし!
Hermèsのレザー商品だけは別で
エルメスを代表するバック「バーキン」や「ケリー」等は使用していても価値が大きく落ちる事はありません
使用しているレザーの種類によっては、使用感があっても価値が上がってしまう事も有るほどです
Hermèsの時計
レザー加工の工房から始まったエルメスですが、馬車の衰退を予想した後はその軸をバックや財布と言ったアパレルに移行していきます
その過程で1920年代には、ジャガー・ルクルトやユニバーサルなどと共同で時計の開発にも力を入れるようになっていくのです
ジャガー・ルクルトと言えば、現在でも続く高級時計ブランドです
エルエスの時計に対する力の入れようが窺えますね
懐中時計に鎖を通して持ち歩いていた当時、エルメスは鎖の代わりに革を使用したブレスレット時計を開発
革にこだわりのあるHermèsらしいですよね
しかし、当時は時計と革の組み合わせが珍しく斬新で、現在では当たり前のレザーベルトですがその原型はエルメスだったんですね!
その後1928年、革を使用したベルトウォッチを発表しています
現在ではヴォーシェ社と共にエルメス・マニュファクチュールで開発されたムーブメントの搭載など時計分野においてもエルメスは探求と追求、進化を続けています
Hermèsの美
では現在、Hermèsではどんな時計が発表されているのか実際の時計を見ていきましょう
CAPE COD(ケープコッド)
1991年、アメリカ高級リゾート地“ケープコッド”をイメージして作られたライン
長方形ケースの中にスクエアの文字盤が収められた特徴的なデザインはエルメスを代表するライン“シェーヌ・ダンクル”から着想を得たとされています
また、よりアクセサリー感覚で着用出来る2重巻きベルト“ドゥブルトゥール”を取り入れたのもこのラインが初めてで瞬く間に人気のラインとなりまた
Hウォッチ
1996年、フィリップ・ムケによってデザインされたHermèsのアイコン的ウォッチ
Hermèsの「H」を冠した時計は、正真正銘Hermèsを代表する時計です
一目見ただけでHermèsの時計である事が分かるデザインはオーナー心も刺激してくれそう
シーズンによって、文字盤のデザインが変わる事も楽しみの1つとなってくれそうです
アルソー
1978年に初めて発表されたアルソーはエルメスの中では歴史の古いラインです
歴史あるアルソーですが、2020年にはスケルトンの新しいモデルが発表される等進化し続けています
特に女性人気の高いラインとなっており画像のようにダイヤモンドが使用される事の多いラインでもあります
スクエアや長方形の文字盤が多いHermèsの中では“スリムドゥエルメス”と共に珍しいラウンド型という事も人気の1つですね
スリム・ドゥ・エルメス
2015年発表の比較的新しいライン
本来時計が持っている「機能性」を追求した薄型のドレスウォッチ
ドレスウォッチですがインデックスがファニーで印象的、肩肘を張らない遊び心溢れるドレスウォッチです
上記でも書きましたが、Hermèsでは珍しいラウンドケースは使い勝手も良く、メンズ/レディース問わず人気の高いラインとなっています
全てのラインに共通している事はエレガントだと思います
レザーに定評のあるHermèsならではのカラーヴァリエーション、その全てが嫌味のない上品なカラーになっています
ケープコッドやアルソーのラグ部分に注目してみて下さい!
他の時計ではあまり見ないラグの形だと思いませんか?
細部までこだわって追求されたエレガントは高級ブランドであるHermèsの名に恥じないデザインです
憧れのブランドであり続けるHermès
レザーだけではなく、時計への「美」の追及
時計そのものへの探求
そういったものを持ち続けている事が、高級ブランドのトップを走り続けられる所以なのかもしれませんね