好きな人には堪らない!古き良き「アンティーク時計」の事
アンティーク時計って、何とも言えない見た目の良さから根強い人気がありますよね
しかし!アンティーク時計に何か決まった決まり事、「定義」の様なものってあるんでしょうか?
どれくらい前の時計をアンティーク時計と呼ぶのでしょうか?
今回は【アンティーク時計】について深堀です!
アンティーク時計の定義
そもそもアンティーク時計には何か明確な「定義」ってあるんでしょうか?
調べてみたところ明確な決まりはないようです
大まかに言うと“1960年代までに造られた時計”といった感じでしょうか
または、“1970年にクォーツ式が開発される以前、1969年までに製造されたもの”です
また、リユース業界では現行品でなくなってしまったモデルを「アンティーク」や「ヴィンテージ」「ユーズド」と呼ぶなど、ショップによって呼ばれ方がまちまちです
腕時計に関するアンティークの定義はあいまいで、取り扱っているショップによって大きく変わりますので、アンティーク時計をお探しの際には気を付けましょう
・私の個人的な意見で言うと、現行品でなくなったからと言って1つ前のモデルを「アンティーク」と呼ぶのは少し違う気がしますね
やはり、「クォーツ式が開発される以前の時計」という括りがピッタリかと思います
アンティーク時計の魅力
各ブランドが新しいムーブメント開発に日々力を入れ、新しい素材を発見しデザインに力を入れています
時計製造の技術も日々進歩しており、薄型のムーブメントや精度の高さには驚かされます
日々進化している時計製造において「アンティーク時計」の魅力とはどこにあるのでしょうか?
当時は技術そこまで進んでおらず、腕時計は1つ1つが職人の手によって組み立てられたとても高価な物でした
現在でも高級時計では職人の方が1つ1つ組み立てている時計もありますが、皆の憧れの様な高価な雲上時計となっています
そんな職人の方が1つ1つ手作業で製造した時計は、一つ一つ微妙に違った顔をしています
さらに経年劣化による傷や古さが、時の流れを感じさせ、その個体特有の「味」になって魅力へと変化しているのです
自分だけの「愛着」のようなものが魅力なのでしょうね
人気のアンティーク時計
では実際に人気のアンティーク時計にはどんなものがあるのかをご紹介していきましょう
アンティーク ROLEX
アンティーク腕時計の世界でも、ロレックスの人気は変わりません
1905年に創業された同ブランドには数多くのアンティーク時計が存在しています
また、以前「意外と知らない?時計を守ってくれている「風防」の事」でも書きましたが
当時はまだガラスがなく、加工も難しい時代
風防は“プラスチック”がほとんどでした
プラスチック風防は傷が付きやすく現在では、大量生産の安価な時計も含めてあまり使用されていませんが
加工のしやすさが特徴でガラス風防に比べて、丸みのあるドームのような風防が特徴となっています
このドーム風防に惹かれる方も多いのではないでしょうか?
アンティーク Cartier
もう一つ、アンティーク腕時計で忘れてならないのが「Cartier(カルティエ)」です
カルティエは元々ジュエリーブランドとして創業し、現在でもハイジュエリーブランドとしてトップを走るブランドです
そんな世界的トップジュエラーcartierの時計製造の歴史は古く1094年に遡ります
詳しくは以前「世界のTOPジュエリー【Cartier】が誇る、時計の魅力」でも書きましたが、当時のオーナーであったルイ・カルティエ氏が友人である飛行士のアルベルト・サントス=デュモン氏より「飛行機の操縦中でも時刻の確認が容易である腕時計」の依頼を受けた事が始まりだとされています
Cartier好きの方ならもうお気づきと思います、この時研究・開発され完成した時計が現在でも高い人気の「サントス」なんです
諸説ありますが、これが世界初の男性用腕時計だと言われています
このように時計との関りも深いCartierの時計はアンティークでも高い人気となっています
いい時計って、確かに高価な物が多いですがその分、メンテナンスや修理をしながら何年も何十年も、100年だって使い続ける事が出来るんです!
それこそ、親から子へそしてまた、その子供へ
現行モデルで購入した時計だって、その頃には「アンティーク」と呼ばれる時計になっているかもしれませんね
アンティーク時計を購入するも、アンティークになるまで使うのも
どちらも素敵だと思います
この機会に「アンティーク」時の流れの古き、良きに浸ってみるのはどうでしょうか?
アンティーク時計の世界、是非覗いてみて下さいね