2022年! 時計業界はどう動く?注目すべき時計やブランドは?
2022年、新たな年が明けてもう半月が過ぎてしまいました
皆様、今年もGINZA TOP GEARをよろしくお願い致します。
さて、新しい年が明けて気になるのは、今年の時計業界の動向とトレンドの流れではないでしょうか?
2022年、初「時計の雑学」では今年の時計業界の流れを予測していきたいと思います!
2022年 時計業界はどう動く?
2021年は特にラグジュアリースポーツウォッチに人気、注目が集まりました
このラグスポ人気は2022年にも引き継がれるのではないかな?と思います
2021年のラグスポ人気を牽引していた、【ノーチラス5711(パテック・フィリップ)】の生産終了が衝撃を持って世界中の注目を集めました
1976年に誕生したこのモデルは、当時高級時計では珍しかったステンレススティール製であった事
ドレスウォッチが主流であった中、大型ケースに防水性能を備えたスポーツウォッチは衝撃的でした
しかし、このノーチラスは多くの人に受け入れられ以降、ラグスポ時計を牽引していく事になりました
そんな名作モデルの生産終了が注目されないはずがありませんよね
昨年12月にはパテックとティファニーのパートナーシップ契約締結170周年を記念して、【ノーチラス Ref.5711/1A-018】が世界限定170本で製作されました
何とその落札オークション価格は650万3500$(日本円で約7億3489万5500円)!!
生産終了と言われる5711の文字盤ティファニーブルー、高額にならないはずはありません
とは言え、実際の落札価格は予想を大きく超えた驚愕のお値段でした
つまりそれは、そのまま人気、注目の高さを表しているのだと思うんです
多くの人が5711の生産終了を惜しんでいる
ラグスポウォッチの人気の高さが継続されている、と言う事です
勿論、それはパテックだけに限られた事ではなく、同じく昨年生産終了が話題となった【ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラシン 15202ST】
こちらは、今年ロイヤルオーク誕生50周年と共に新しい39mmのロイヤルオーク誕生が決まっているようなので、その新作モデルへの注目度も話題となっています
これらの事からも推測できるようにラグスポの人気は2022年にも継続されるのではないかと思います
2022年 ロレックスはどう動く?
さて、次に皆さんが気になるところはロレックスの新作ではないでしょうか?
昨年デイトナ116506A、アイスブルーの文字盤が印象的なデイトナ初のプラチナモデルが生産終了になるのでは?
と話題になり、価格高騰も起こりましたが現状は変わらずでしたよね
では、今年のロレックス新作はどうなのでしょうか?
多くの方が予測しているのは【ミルガウス】の搭載ムーブメント刷新のようです
ロレックスはここのところ、新しいモデルの発表はおこなっておらず既存モデルのムーブメント刷新をおこなっています
最近モデルチェンジをしていない事や、まだ新型ムーブメントになっていない、等の理由からミルガウスのモデルチェンジ予測をしている方が多いようです
ロレックスの新作発表は毎年高い注目を集め、終了モデルがあるかも?となると価格が高騰するなど、その動向は時計業界にいる者なら必ず気になるものですよね
また、投資を目的として高級時計を持つ方も多く、そういった投資目的の方からは特に高い注目を集めているようです
2022年 時計市場はどうなる?
さて、2022年今年の時計市場はどうなっていくでしょうか?
先述した通り、高級腕時計の人気はスポーツモデルが主流となると思います(←あくまでも個人的な予想です)
それは、多くの人が欲しいと思うモデルが集中するという事
そしてほとんどの高級時計ブランドは大量生産をしておらず、生産本数に限りがあるという事
これらの事から、2022年も高級時計の人気モデルは価格の高騰が進むと思われます
販売価格自体が高額な高級時計
更に、価格が高騰してしまうとなると、入手するのは大変困難になってしまうかもしれませんね
そういった理由からリユース品などを扱う中古市場の需要が高まるのではないかと思います
外装仕上げが行える時計の場合、レザー製品や洋服と違いセカンド商品でも使用感があまり出にくいとされています
その為、セカンド品であっても価値が下がりにくく購入しやすいんですね
特に欲しいモデルが決まっていて、正規販売店で入手出来ない場合中古市場で探すのが最も効果的なんです
皆さんも中古市場を賢く利用して2022年の時計ライフを満喫してくださいね
2022年、始まったばかりではありますが、どんな一年になっていくのでしょうか?
身体と心の健康を第一に、皆さま良き一年になりますように!
今年もGINZA TOP GEARをよろしくお願い致します