リシャールミルが送り出す!驚愕の万年筆を知っていますか?
億超えの時計も何本も発表している「超」高級時計ブランドRichard Mille(リシャールミル)
時計の部品細部にまでこだわったリシャールの魅力は言うまでもありません
そんな高級時計ブランド、リシャールミルから万年筆が発表されている事をご存じでしょうか?
RM S05
万年筆です
はい、正真正銘万年筆
この万年筆、カーボン、チタン製でペン先は18Kホワイトゴールド
画像で見ただけでもその美しさは分かりますよね
しかもこの万年筆、ムーブメントを搭載しています
キャップを外し、最後部にあるボタンを押すと収納されていたペン先が出てくるようです
ゼンマイ部分はスケルトンになっており、可動するゼンマイの動きを楽しめます
ボタンを押してからペン先が出てきて書ける状態になるまで
10秒かかるそうです・・
10秒
これが長いのか短いのかは人によっての感じ方だと思いますが
ボタンを押して、10秒の間に心を落ち着けたり、何を思うのか
いずれにせよ、特別な契約であったり、特別な相手に贈る手紙であったり
書くものも選びたくなりますね!
仕様
通常置き時計等に搭載されている、リコイル型脱進機を搭載する事でペン先が自動的に出てくる際の速度を一定に保っています
キャップを閉める事で巻き上げを行い、自動的にペン先を収納してくれます
また、カートリッジ交換時にもペン先を保護しながらカートリッジ交換を行う為の機構が搭載されており、指先を汚してしまう心配もないようです
18Kホワイトゴールドのペン先にはリシャールのブランド名が入っています
ムーブメントのサイズは12.75 x 30.70 x 8.12 mm
使用石数:12
スケルトンになっている部分はもちろんサファイアクリスタルガラスを使用しています
リシャールの美学
リシャールミルの時計に使用されているキャリバーにも劣らない複雑な機械式ムーブメントは
リシャールのムーブメント開発者達が4年の歳月を費やし研究開発した、万年筆の為のムーブメント
最先端の技術とアート性の高いデザイン
それらの全てが時計愛好家達にとってリシャール・ミルの本質を捉えた「作品」になっています
さて、ここまで書いてきて、気になるのはお値段だと思います
リシャール・ミルの時計達は億超えも多数存在する「超」高級時計ばかり・・
そんなリシャールが研究開発に4年の際月を費やし、ブランドの矜持をかけて世に送り出した万年筆
皆さん、どれくらいの価格を想像されますか?
正解は・・・
¥13,000,000
はい、1千3百万円です
数字で書こうが漢数字で書こうが、¥13,000,000です
車が買えます
物件によっては家も買えるかもしれません
私の中で高額な物のイメージが車と家しか出てこない事も驚きですが
それにしても高価な万年筆です
「物」の価値
人によって「物」価値はそれぞれ
食べものに惜しみなく使う方もいれば、お酒に惜しみなく使う方もいらっしゃいます
時計の愛好家達は時計に・・
確かに、1千万を超える万年筆は高額ですし
誰しもが簡単に購入できる品ではありません
しかし、そこには技術者の努力と手間、惜しみない時間が費やされています
言うまでもなく素材も素晴らしい物が使用されています
そういった「目に見えないもの」にもきちんと価値を持っていたいですよね
書こうと思ってから、書ける状態になるまで10秒
この10秒にどんな価値を見出しますか?
時の流れも同じ
「目に見えないもの」です
そこにどんな価値を付けるのかも人それぞれ
皆さんはこの万年筆にどんな価値を付けますか?
私にはもちろん購入する事は出来ませんが、試し書きくらいしてみたいなぁ、と思います
いったいどんな書き心地なんでしょうか?
購入された方!一度書かせて下さい!