好みを見つけよう!こんなに違う【インデックス】の種類と印象
時計の印象は様々な要素で決まります
ケースの素材や形、文字盤の素材や色、そしてインデックスと針のデザイン
貴方は自分の好みを把握していますか?
今回は印象がガラリと変わるインデックスに焦点を当ててみたいと思います
インデックスとは
そもそも時計に関する専門用語って沢山あって難しいですよね
ケース、ベゼル、ダイヤル、リューズ、ラグ、風防、インデックス・・
インデックスとは、アワーマーカーや時字(トキジ)とも言われる
ダイヤル上に配された時や分を表す印の事
こうやって、文字にすると余計に難しく感じてしまいそうですが所謂、文字盤上にある時間を表す数字や印ですね
このインデックスにもたくさんの種類があり、ブランドによっては自社ならではの独自のものを持っているところもあります
このインデックスによっても時計の表情は大きく変わりますので、ご自身の好みを知っておくと時計選びの際には役立つ事間違いなし!
着用シーンによっても時計の表情は大切になってくると思いますので、それぞれがどんな印象になるのか見ていきましょう!
アラビア数字
一番流通が多いのはこの「アラビア数字」かもしれません
馴染み深い感じがしますね
もちろんケース素材や文字盤カラーによっても印象は大きく変わります
上記の画像で言えば、左はパテック・フィリップと右はモンブランですが皆さんはどのように感じますか?
一般的にアラビア数字はカジュアルとされています
確かに、ダイバーズウォッチ等のスポーツウォッチに多く見る気がしますね
ローマ(ン)数字
この「ローマ数字」も良く見かけますよね
クラシックで上品な印象のローマ数字はドレスウォッチに使用されている事が多いですね
ローマ数字で面白いのが「4」です
通常ローマ数字の「4」は「Ⅳ」となるのですが「6(Ⅵ)」と間違えやすい為、時計のインデックスでは「IIII」と表記されます
視認性を考慮し、デザイン性と実用性の両面を兼ね備えた結果でしょうか
バーインデックス
シンプルでエレガントな印象の「バーインデックス」
文字盤がすっきりして見えるのも特徴の一つですよね
もちろんドレスウォッチでも良く見かけるインデックスですが、それ以外にも上記画像の左の時計オーデマ・ピゲの人気モデル「ロイヤルオーク オフショア」のようにクロノグラフ機能など文字盤内にインダイヤルが配されている時計はインデックスをシンプルに視認性を高めるためバーインデックスを採用している時計が多いように感じます
これによって、カジュアルになりがちなスポーツウォッチでありながらエレガントでシックな高級感を感じる印象になっていると思います
トライアングル(楔形)インデックス
三角形のインデックス、「楔形」と言われる事もあります
全体的にスタイリッシュな印象を与えてくれます
正三角形に近いようなインデックスだとカジュアルな印象に
バーに近いインデックスだと上品に
同じトライアングルでも三角形の大きさや形によって様々な違った印象を与えてくれるのもこのインデックスの特徴です
また、12時位置・3時位置・6時位置・9時位置にトライアングル
後はバーインデックス等、他のインデックスと組み合わされる事も多いです
ドット・スクエアインデックス
可愛らしい印象の「ドットインデックス」と冒険心溢れる印象の「スクエアインデックス」
両方とも愛嬌ある印象です
肩肘張らずありのままの自分でいれるような、自由でアクティブな印象を与えてくれますよね
両方ともアラビアインデックスやバーインデックスなど他のインデックスと組み合わされる事が多い印象です
宝石インデックス
高級感あふれる「宝石のインデックス」
これは何と言っても高級感ですよね!
上記の画像でご紹介した時計は両方ともダイヤですが、これもサファイヤやカラーダイヤ等宝石の色によってまた違った印象を与えてくれます
それでも宝石のインデックスは圧倒的存在感と高級感は共通して与えてくれる印象かと思います
宝石のインデックスが採用されている時計はブレス部分やラグ、ケースや文字盤など他にも宝石がセッティングされている事が多いので、宝石の量や色など印象を操作する要素は沢山ありそうです
インデックス1つとっても、様々な種類があり、印象も違いますよね
また、アラビア数字&バー 宝石&バー アラビア数字&バー&トライアングル等、組み合わせも様々
その都度違った印象を与えてくれるので奥が深いです
自分の好みや使用したいシーンに合わせた印象の時計選びで、他の人と差をつけましょう!