世界のTOPジュエリー【Cartier】が誇る、時計の魅力
誰もがその名前を知っている、世界的な有名高級ジュエリー【Cartier】
宝飾店であるCartierは、どうして時計でも世界的になったのでしょうか？
cartierが誇る「時計」の魅力に迫ります！
cartierの歴史
1847年、ルイ・フランソワ・カルティエによってパリでその歴史はスタートします
宝飾技師であった師匠からその工房を受け継いだのが始まりで、カルティエはその才能を発揮していきます
宝飾技師としてだけでなく、商才のあったカルティエは瞬く間に上流階級である王侯貴族達に受け入れられるようになっていくのです
現在では世界5大ジュエラー（ハリーウィンストン・ティファニー・ブルガリ・ヴァンクリーフ＆アーペル）の一つと称される程の高級ジュエラーで世の憧れのブランドとしても人気を博しています
腕時計の始まり
懐中時計が時計の主流であった当時、それらの多くは男性の愛用品でもありました
腕時計の始まりは諸説あり、1810年、ナポリ王妃がブレゲにブレスレットタイプの時計を依頼したのが始まりではないか・・と言われています
この時計は依頼から2年後に完成したと言われており、ここから貴族女性の間でブレスレットタイプの時計が流行ったとされています
女性貴族の間では、実用的な「時計」ではなく、お洒落、ファッションの一つとして時計が付いたブレスレットを楽しんでいたようです
「時計が付いたブレスレット」
そうです、この当時は女性の間でアクセサリーとして楽しまれていたので、宝飾店に依頼して作っていたようなのです
この時、すでに上流貴族たちの間で人気を得ていたジュエラーCartierもその依頼を受けていたのかもしれませんね
cartierと腕時計
1904年、当時のオーナーであったルイ・カルティエ氏は友人の飛行士アルベルト・サントス＝デュモン氏より「飛行機の操縦中でも時刻の確認が容易である腕時計」の依頼を受けます
これによって研究・開発、完成したのが「サントス」であり
世界初の男性用腕時計だと言われています
（※その前にも腕に付けられる時計はあったようですが、腕時計と呼べるものかは不明のようです、諸説あります）
そして、これをきっかけに「腕時計」の未来に可能性を見たカルティエはジュエリーと同じように腕時計にも力を入れていくようになるのです
世界的なトップジュエラーであるCartierの時計の歴史は古く、有名時計ブランドにも負けない歴史を持っているんですね
古くからその将来性を見出し、元々ジュエラーであるCartierが時計でも世界的に知られるようになったのは必然であったのかもしれませんね
Cartierを代表する美しい時計コレクション
サントス ドゥ カルティエ
先述した通り、Cartierを代表する時計であり、腕時計の歴史にその名を遺す「サントス」は現在でもCartierを代表するコレクションの一つです
歴史を知って、更に魅力が増す気がしますよね
腕時計はここから始まったのです
タンク
1919年に発表された、こちらも歴史あるCartierのアイコニック的時計
戦車のキャタピラにインスピレーションを得た直線的なデザインはアール・ヌーヴォ全盛期であった当時、アール・デコ調の革新的なデザインでした
また、風防のクリスタルをスクエアに合わせて角を付けたことも当時では革新的なデザインでした
パシャ ドゥ カルティエ
1943年パシャの原型とされる防水ウォッチが発表されてから、現在でも受け継がれているラウンドケースの防水ウォッチ
ラウンドケース内に描かれたスクエアはCartierらしいコレクションです
バロン ドゥ カルティエ
バロン（風船）の様な丸みを帯びたケースが特徴的なこのコレクションは軽やかなデザインとブルーのカボションが埋め込まれた竜頭、文字盤のギョーシェ彫りがエレガントで2007年の発表以来人気を博しているシリーズです
パンテール ドゥ カルティエ
トップジュエラーの本気を見せつけられるような、ドレスウォッチのコレクション
柔らかな曲線やシンプルなデザインと華やかさの両立はCartierならではの美しさです
トップジュエラーであるCartierの時計が世界的に有名な事にはやはり理由があったんですね
宝石だけにこだわらず、何事にも好奇心と探求心を持って作品を世に送り出すCartierの精神は現在でも受け継がれているのでしょう
その魅力には性別を超え、人を惹きつける美しさがあるのですね
